「メーカーズジョブが気になっているけれど、登録したあとは何をするんだろう?」
「初回面談では、何を聞かれるの?」
「職務経歴書まで完成させてから相談したほうがいいのかな……」
メーカーズジョブへの相談を考え始めると、このあたりが気になる方も多いのではないでしょうか。
特に転職エージェントとの面談経験が少ない場合、自分の経歴や希望をうまく説明できるか不安になりやすいものです。
メーカーズジョブ公式サイトでは、初回面談で現在の状況や転職の目的、希望条件などを確認し、経験やスキルに合わせて今後のキャリアプランを整理すると案内されています。
そのため、面談前から完璧な受け答えを用意するというより、
を、自分なりに整理しておくのがポイントです。
私は現役の機械設計エンジニアとして働きながら、20代・30代・40代で合計3回の転職を経験してきました。
3回の転職を振り返ると、同じ「転職エージェントへ相談する前の準備」でも、20代の頃と40代では考えることがかなり変わっています。
20代では「これから何を経験したいか」。
30代になると「これまでの経験をどう伸ばすか」。
40代では「今までの経験を使って、次の会社で何を任せてもらえるか」。
もちろん、これはすべての人に当てはまる答えではありません。
ただ、経験年数が増えるにつれて、自分のキャリアを整理する視点も変わってきたのは確かです。
この記事では、メーカーズジョブ公式の利用方法・初回面談の流れを確認したうえで、転職3回の経験から感じた「転職エージェントとの面談前に整理しておきたいこと」を、機械設計者向けに具体的にまとめます。
「準備不足のまま相談して大丈夫かな」と迷っている方も、まずはできるところから整理してみてください。
メーカーズジョブの利用方法|相談から転職までの流れ
まずは、メーカーズジョブを利用するとどのように進んでいくのか、全体像を確認しておきましょう。
メーカーズジョブ公式サイトでは、利用の流れを次の5ステップで案内しています。
- 初回の面談
- 求人の紹介
- 希望する求人の選定
- 応募・選考
- 転職成功へ
初回面談から始まり、求人紹介、応募・選考、内定後のサポートへ進んでいく流れです。

「登録したら、すぐ求人に応募しないといけないのかな」と身構える必要はなさそうです。
最初に面談があり、現在の状況や希望を整理したうえで求人紹介へ進む。
この順番を知っておくだけでも、相談へのハードルは少し下がるのではないでしょうか。
無料相談を申し込む
メーカーズジョブを利用したい場合は、公式サイトから無料相談を申し込みます。
ここは転職活動のスタート地点。
まだ応募先企業が決まっていなくても、「製造業で転職を考えている」「今後のキャリアについて相談したい」といった段階から、まず面談へ進む流れになっています。
この時点ですべての希望条件を決め切る必要はありません。
ただし、
を一つか二つでも考えておくと、その後の面談で話を始めやすくなります。
初回面談で希望や経験を相談する
申し込み後の最初の大きなステップが初回面談です。
メーカーズジョブ公式では、初回面談で現在の状況や転職の目的、希望条件を聞き、経験・スキルに合わせてキャリアプランと転職戦略を整理すると説明しています。
ここで押さえておきたいのは、単純に「希望年収はいくらですか?」と条件だけを伝える場ではないこと。
- 今まで何をしてきたのか。
- なぜ転職を考えているのか。
- 次はどんな仕事に携わりたいのか。
こうした情報を整理しながら、今後の転職活動の方向を考えていく場と捉えると分かりやすいでしょう。
求人を紹介してもらう
初回面談のあとは、希望に沿った求人紹介へ進みます。
メーカーズジョブ公式では、業界動向や企業の特徴、社風、年収などの条件も踏まえて求人を提案するとしています。
ここで重要になってくるのが、面談時に伝える「希望条件」。
勤務地も年収も仕事内容も働き方も、すべて同じくらい重要という人は少ないはずです。
といった優先順位が分かっていると、紹介された求人を見るときにも判断しやすくなります。
希望する求人を選ぶ
紹介された求人の中から、興味のある求人を選んでいきます。
メーカーズジョブ公式では、「どの企業が自分に合うのか分からない」という場合には、経験やスキルに応じたアドバイスも可能と案内されています。
紹介された求人だからといって、すべて応募する必要はありません。
むしろ、
を考えていくことも、自分の転職軸を整理する材料になります。
最初は希望がぼんやりしていても、実際の求人を見ることで見えてくるものもあるでしょう。
応募・選考へ進む
応募したい企業が決まれば、書類選考や面接へ進みます。
メーカーズジョブ公式では、面接後のフィードバックや、次の選考へ進むための面接対策についても案内しています。
ここで混同しないでおきたいのが、転職エージェントとの初回面談と、応募先企業との採用面接は別のものということ。
初回面談の段階では、企業面接のように完璧な自己PRを完成させることより、自分の状況・希望・経験を整理して伝えられる状態を目指したほうが話を進めやすくなります。
内定後も入社に向けてサポートが続く
メーカーズジョブ公式によると、内定獲得後もサポートは続き、退職交渉の進め方や入社手続きに関するアドバイスも行うとされています。
つまり、メーカーズジョブの使い方を大きく見ると、
という流れ。
まずは初回面談で自分の状況を伝えるところから始まる、と考えておけばよいでしょう。
実際の相談の流れや現在のサービス内容を確認したい方は、メーカーズジョブ公式サイトをチェックしてみてください。
メーカーズジョブの初回面談では何を話す?
メーカーズジョブの面談を検討している方にとって、一番気になるのは、
「具体的に何を話せばいいの?」
という点かもしれません。
メーカーズジョブ公式では、初回面談について、
- 現在の状況
- 転職の目的
- 希望条件
などを聞きながら、経験やスキルを踏まえて今後のキャリアプランを整理すると案内しています。
一方で、具体的な質問項目まですべて公開されているわけではありません。
担当者や転職状況によって内容が変わる可能性もあるため、「必ずこれを質問される」と考えないほうがよいでしょう。
そのうえで、面談前に整理しておくと話しやすいのは次のような項目です。
- 現在どんな仕事をしているか
- なぜ転職を考え始めたのか
- どんな仕事を希望しているか
- 希望する勤務地
- 希望年収
- これまで経験してきた業務
- 持っているスキル
- 今後どんなキャリアを考えているか
全部にきれいな答えを用意する必要はありません。
むしろ大切なのは、「なぜそう考えているのか」を少しだけ掘り下げておくこと。
例えば、
「今の会社が嫌だから転職したい」
だけだと、次の会社に何を求めるのかが見えてきません。
一方、
「現在は詳細設計が中心なので、今後は構想設計や仕様検討にも関われる環境へ移りたい」
というところまで整理できれば、希望する仕事内容がかなり具体的になります。
機械設計者の場合、「機械設計をしています」だけでは実際の経験が伝わりにくい点にも注意したいところ。
同じ機械設計でも、
- 自動車部品の機構設計
- 生産設備の構想設計
- 産業機械の詳細設計
- 樹脂筐体の設計
- 試作・評価まで含めた製品開発
では、経験している内容が違います。
そこで面談前にやっておきたいのが、これまでの仕事の棚卸しです。
メーカーズジョブの面談前に準備したいこと
メーカーズジョブの面談だからといって、特別な「正解」を暗記しておく必要はありません。
ただ、これまで3回転職活動をしてきた経験からは、何も整理しないまま相談するより、簡単なメモを用意しておいたほうが話は進めやすいと感じています。
特に機械設計者なら、希望条件だけでなく「設計経験の中身」まで一度振り返っておくのがおすすめ。
次の8項目を順番に見ていきましょう。
1.なぜ転職したいのか整理する
最初に考えておきたいのが転職理由です。
例えば、
- 今の仕事内容を変えたい
- もっと上流工程に携わりたい
- 違う製品分野を経験したい
- 勤務地を変えたい
- 働き方を見直したい
- 年収を上げたい
- 将来のキャリアに不安がある
など、きっかけは人それぞれ。
会社への不満が転職を考えるきっかけになることも当然あります。
ただ、「何が不満なのか」だけで終わらせず、もう一歩進めて、
まで考えておくと、希望する求人が見えやすくなります。
例えば、
「残業が多いから辞めたい」
という理由なら、
「残業時間を減らして生活とのバランスを取りたい」
ところまで整理する。
「仕事内容に不満がある」なら、
「詳細設計だけでなく、仕様検討や構想設計にも関われる仕事をしたい」
と置き換えてみる。
不満を無理に前向きな言葉へ変換する必要はありません。
次の職場で同じ不満を繰り返さないために、「何を変えたいのか」を言葉にしておくことが大切です。
転職希望時期についても同様。
すぐ転職したいのか、半年程度を考えているのか、まだ情報収集なのか。
現時点での考えをメモしておけば十分でしょう。
2.希望条件と優先順位を整理する
次に整理したいのが希望条件です。
機械設計者の場合なら、例えば次のような条件が考えられます。
- 希望勤務地
- 希望年収
- 最低限必要な年収
- 転勤の可否
- 残業時間
- リモートワークなどの働き方
- メーカー正社員を希望するか
- 希望する業界
- 携わりたい製品
- 希望する設計工程
- 出張の可否
- 海外業務への希望
ここで大事なのは、条件の数より優先順位です。
私自身も転職活動を経験する中で、条件をすべて横並びにすると求人を判断しづらくなると感じてきました。
そこで、
くらいに分けてみると整理しやすくなります。
例えば、
「勤務地は家庭の事情で譲れない」
「年収はできれば現状以上」
「業界については広く検討できる」
という具合です。
すべて100点の求人を探すというより、自分にとって何が重要なのかを決めておくイメージ。
この優先順位があると、転職エージェント側にも希望を伝えやすくなります。

3.担当してきた製品を整理する
機械設計者が経験を棚卸しするとき、比較的思い出しやすいのが担当製品です。
例えば、
- 自動車・自動車部品
- 産業機械
- 生産設備
- 精密機器
- 電子機器
- 半導体製造装置
- 医療機器
- その他の機械・装置
など。
ただし、「自動車部品を担当」「産業機械を担当」だけでは、仕事内容までは伝わりません。
もう一段掘り下げて、
まで書き出してみましょう。
製品全体なのか。
ユニット単位なのか。
筐体なのか、機構部分なのか。
新規開発なのか、既存製品の改良なのか。
例えば、
「産業機械の設計」
よりも、
「産業機械の搬送機構について、詳細設計から図面作成まで担当」
のほうが、経験した仕事が具体的に見えてきます。
面談用のメモなので、最初から文章にする必要はありません。
「製品/担当部分/担当工程」の3つだけでも書き出してみると、かなり整理できますよ。
4.担当工程を整理する
機械設計者として、特にしっかり棚卸ししておきたいのが担当工程です。
例えば、
- 仕様検討
- 構想設計
- 詳細設計
- 3Dモデリング
- 図面作成
- 部品選定
- 試作
- 評価
- 量産立ち上げ
- 不具合対応
- 改善設計
などがあります。
「機械設計経験10年」という年数だけでは、その10年間で何を担当してきたのかまでは分かりません。
一方、
「詳細設計を中心に経験し、試作・評価・量産立ち上げまで関わってきた」
となれば、経験の範囲がずっと伝わりやすくなります。
ここは自分では気づきにくいところでもあるんですよね。
毎日の仕事として当たり前にやっているため、「経験」としてカウントしていない業務が意外とあるからです。
一度、製品が企画されてから量産されるまでの流れを思い浮かべ、
を確認してみてください。
職歴の見え方が少し変わってくるはずです。
5.使用CAD・解析ツールを整理する
機械設計者であれば、使用してきたCADや解析ツールも整理しておきたい項目です。
例えば、
- 2D CAD
- 3D CAD
- CAE
- その他の設計・解析ツール
など。
ここではソフト名だけを書いて終わりにせず、
- 何年くらい使ったか
- どんな製品で使ったか
- どんな作業をしていたか
- どの程度まで自分で操作していたか
も一緒に振り返ってみましょう。
「3D CADを使用」
だけではなく、
「部品モデリング、アセンブリ、干渉確認、図面作成まで日常的に使用」
と整理したほうが、実際のスキルが見えやすくなります。
もちろん、使える範囲を大きく見せる必要はありません。
仕事で普段やっていたことを、そのまま説明できれば十分。
「触ったことがある」と「日常的に設計で使っていた」を分けておくと、自分自身も話しやすくなります。
6.試作・評価・量産対応の経験を整理する
機械設計というと、どうしてもCADや図面作成に目が向きがちです。
ただ、実際の製品開発ではその前後にも多くの仕事があります。
例えば、
- 試作品の組み立て確認
- 性能評価
- 耐久試験
- 評価結果を受けた設計変更
- 製造現場との調整
- 量産立ち上げ
- 生産開始後の設計変更
など。
「自分は設計しかしていない」と思っていても、改めて振り返ると、評価や量産対応まで関わっていたというケースは珍しくありません。
私自身、転職活動で仕事を整理するときには、「図面を描いたところ」で職歴を切らないよう意識してきました。
その図面をもとに何が作られたのか。
試作後にどのような確認をしたのか。
問題が起きたときにどこまで関わったのか。
こうした部分まで思い出してみると、設計者としての経験をより立体的に整理できます。
7.不具合対応・改善経験を整理する
不具合対応や改善の経験も、忘れずに振り返っておきたいところです。
例えば、
- 不具合原因を調査した
- 原因に応じて設計変更した
- 再発防止策を検討した
- 品質改善に取り組んだ
- コストダウンを行った
- VA・VEを検討した
- 部品点数を見直した
- 組立性を改善した
など。
ここでは、「○%改善」「○万円削減」のような数字がなければいけないわけではありません。
数字を無理に作るほうが問題です。
それよりも、
の3点を思い出してみてください。
例えば、
「量産後に発生した部品破損について原因調査に参加し、形状変更を担当した」
といった内容でも立派な経験です。
最終的な意思決定を上司が行っていたとしても、自分が担当した範囲を正確に整理すれば問題ありません。
8.他部署・取引先との調整経験を整理する
機械設計は、一人で完結する仕事ではありません。
これまで一緒に仕事をしてきた相手についても振り返ってみましょう。
例えば、
- 製造
- 品質保証・品質管理
- 調達
- 営業
- 電気設計
- ソフト設計
- 生産技術
- サプライヤー
- 顧客
などです。
「製造部門と組み立て方法を調整した」
「サプライヤーと部品仕様や納期について打ち合わせた」
「電気設計者と部品配置や干渉について調整した」
こうした仕事も、機械設計者として積み上げてきた経験の一部。
特に30代・40代になると、CADを使った設計業務以外の役割が増えている方も多いのではないでしょうか。
本人にとっては日常業務なので、意外と職歴から抜けやすい部分でもあります。
設計経験を棚卸しするときには、
「何を設計したか」だけでなく、「誰と、どのように仕事を進めたか」
まで振り返っておくとよいでしょう。

もっと細かく機械設計経験を整理したい方は、職務経歴書・面接対策の記事で棚卸し方法まで確認してみてください。
面談前に全部整理できていなくても大丈夫?
ここまで読んで、
「こんなに準備しないと面談できないの?」
と少し不安になった方もいるかもしれません。
ですが、最初から全部をきれいにまとめる必要はありません。
メーカーズジョブ公式でも、初回面談は現在の状況や転職目的、希望条件について話を聞きながら、経験やスキルに応じてキャリアプランを整理するステップとして案内されています。
つまり、面談前の準備は完成した答えを作る作業というより、「相談しやすくするためのメモ作り」と考えるくらいでよいでしょう。
例えば、
「転職理由はあるけれど、うまく言葉にできない」
「勤務地と年収のどちらを優先するか迷っている」
「自分の設計経験が、ほかの業界でも通用するのか分からない」
という状態でも構いません。
むしろ、
「ここまでは決まっているけれど、ここから先は迷っている」
と整理できていれば、その迷い自体を相談できます。
3回転職してきた私自身も、転職活動を始める時点ですべての条件やキャリアプランが固まっていたわけではありません。
求人を見たり、人に話したりする中で、自分が何を優先したいのかが見えてくることもあります。
最初から100点の答えを作ろうとしないこと。
「譲れないこと」「できれば叶えたいこと」「まだ分からないこと」の3つに分けるだけでも、十分な準備になります。
まだ希望条件が固まっていない方も、まず相談しながら整理したい場合は、メーカーズジョブ公式サイトで現在の相談方法を確認してみてください。
転職3回で感じた|20代・30代・40代では面談前に整理したいことが変わった
私は20代で1回目、30代で2回目、40代で3回目の転職を経験しています。
この3回を振り返って感じるのは、単純に年齢が変わったというより、経験が増えるにつれて「転職先に求めるもの」と「自分が説明したい経験」の比重が変わったことです。
20代では、まだ持っている経験がそれほど多くありません。
30代になると、得意なことが少しずつ見えてくる。
40代では、これまで積み上げた経験を次の会社でどう活かすかという視点が強くなりました。
これはあくまで私自身の3回の転職から感じた違いですが、同じように転職エージェントへの相談を考えている方にとって、一つの整理方法にはなるはずです。

20代・1回目の転職では「これから何を経験したいか」
20代で最初の転職をした頃は、今と比べれば機械設計者としての経験はまだ少ない状態でした。
そのため、豊富な実績を並べることより、
「今できること」と「これから何を経験したいか」
を整理する比重が大きくなります。
例えば、
- これまでどんな製品を設計したか
- どの工程まで経験したか
- CADをどの程度使えるか
- 次はどんな製品に携わりたいか
- 今後どんな工程を経験したいか
といった内容です。
経験年数が短いと、
「大した経験がないから話すことがない」
と感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、完成された設計者である必要はないはず。
今まで経験した仕事を整理したうえで、
といった今後の方向を考えておけば、相談の材料になります。
20代の転職では、過去の実績だけでなくこれからの方向性を自分なりに言葉にすることを意識しておくと話しやすいでしょう。
30代・2回目の転職では「自分の強みをどう伸ばすか」
30代で2回目の転職をした頃には、20代のときより設計経験が増えていました。
すると、考える内容も少し変わってきます。
「次は何をやってみたいか」だけでなく、
という視点が加わってきました。
例えば、
- 得意な製品
- 得意な設計工程
- 自分で判断できる業務範囲
- 不具合対応などの問題解決経験
- 今後伸ばしたい専門性
といった項目です。
10年前後仕事をしていると、自分では当たり前になっている経験も増えてきます。
「詳細設計なら一通り任せてもらえる」
「試作から量産まで経験している」
「製造部門と調整しながら改善設計をしてきた」
こうした経験も、一度棚卸しして初めて「自分の強みかもしれない」と気づくことがあります。
また、30代になると、仕事の内容だけでは転職先を決められない方も増えてくるでしょう。
- 年収
- 勤務地
- 働く時間
- 家族との生活
- 今後のキャリア
20代より検討する条件が増えた結果、「何を優先するか」の整理も重要になってきます。
私自身の感覚では、20代の転職が「次に何を経験するか」なら、30代は「これまでの経験をどこへつなげるか」を考える転職へ少しずつ変わっていきました。
40代・3回目の転職では「何を任せてもらえるか」
40代で3回目の転職を経験したときには、さらに見るポイントが変わりました。
「これから何を覚えたいか」に加えて、
という視点です。
例えば、
- 得意な設計工程
- 専門性を持っている分野
- 不具合を解決した経験
- 製造・品質との調整
- サプライヤーとの折衝
- 後輩を教えた経験
- チームをまとめた経験
- プレイヤーとして設計を続けたいのか
- マネジメントにも関わりたいのか
など。
機械設計者の経験は、単純に「CADが使えるか」だけでは整理できません。
ただし、「40代なら管理職経験が必要」という意味ではありません。
管理職ではなく、設計の専門性を高めながらプレイヤーとして働き続けたい人もいます。
反対に、これまでの経験を活かして、リーダーやマネジメントへ役割を広げたい人もいるでしょう。
大切なのは、世間一般の「40代ならこうあるべき」に合わせることではなく、
を整理すること。
私自身の3回目の転職では、20代の頃よりも「やってみたい仕事」だけでなく、「自分の経験をどこで活かせるか」を考える比重が大きくなりました。
20代・30代・40代。
同じ機械設計者の転職でも、経験が積み上がるにつれて準備する内容は変わります。
だからこそ、転職エージェントとの面談前には、年齢だけを気にするより今の自分が持っている経験を一度棚卸ししてみることが大切だと感じています。
面談前に職務経歴書を完璧に作る必要はある?
メーカーズジョブへ相談したいものの、
「まだ職務経歴書を書いていない」
「途中までしかできていない」
という理由で相談を迷っている方もいるでしょう。
今回確認したメーカーズジョブ公式の公開ページでは、初回面談前に完成した職務経歴書を用意することが必須だとする案内までは確認できませんでした。
実際に必要となる書類や提出するタイミングについては、申し込み後の案内を確認するのが確実です。
ただ、転職活動の準備という意味では、最初からきれいな職務経歴書を書くことより、その材料になる経験を先に洗い出すほうが取り組みやすいと感じています。
例えば、
- 担当製品
- 担当した部分
- 担当工程
- 使用CAD
- 試作・評価経験
- 量産対応
- 不具合対応
- 他部署との調整
- 後輩指導やリーダー経験
- 転職で希望する条件
といった内容です。
まずは箇条書きで構いません。
文章を整えるのは、そのあとでもできます。
いきなり職務経歴書の完成形を作ろうとすると、
「何を書けばいいか分からない」
となりやすいもの。
一方、過去の仕事を時系列で思い出し、
に分けて書き出せば、材料は少しずつ集まります。
その棚卸しができていると、転職エージェントとの面談でも自分の経験を説明しやすくなり、その後に職務経歴書を作るときにも役立ちます。
職務経歴書そのものの書き方や、機械設計経験をさらに細かく整理したい方は、職務経歴書・面接対策の記事で確認してみてください。
メーカーズジョブを使うか迷っている場合
ここまで読んで、
「利用の流れと面談準備は分かった。でも、メーカーズジョブそのものが自分に合っているかはまだ分からない」
という方もいるでしょう。
それはまた別の判断です。
この記事では「メーカーズジョブの面談・利用方法・面談前準備」にテーマを絞っているため、口コミや評判、メリット・注意点については詳しく扱っていません。
サービス自体をもう少し確認してから相談するか決めたい方は、メーカーズジョブの口コミ・評判をまとめた記事もあわせて確認してみてください。
特徴だけでなく注意点も含めて見ておくと、自分に合うサービスか判断しやすくなります。
他の転職エージェントとも比較したい場合
メーカーズジョブが気になっていても、最初から一つのサービスだけに絞って考える必要はありません。
「ほかにはどんな転職エージェントがある?」
「機械設計の経験を相談しやすいところを比較したい」
という方は、複数のサービスを見比べてみるのも一つの方法です。
転職エージェントによって、得意な領域や扱う求人、サポートの特徴には違いがあります。
大切なのは、「有名だから」「口コミが良いから」だけで決めることではなく、自分が転職で実現したいことに合う相談先かどうかを見ること。
機械設計者向けの転職エージェントをまとめて確認したい方は、転職エージェント比較の記事も参考にしてみてください。
メーカーズジョブを含めて、自分に合いそうな相談先を整理できます。
まとめ|メーカーズジョブの面談前は「希望条件+設計経験」を整理しておこう
メーカーズジョブ公式では、初回面談で現在の状況・転職目的・希望条件を確認し、経験やスキルを踏まえて今後のキャリアプランを整理すると案内しています。
面談前に準備しておきたいことを大きくまとめると、次の3つです。
- メーカーズジョブを利用するときの流れを把握しておく
- 転職理由と希望条件、その優先順位を整理する
- 担当製品・工程・CADなど、自分の機械設計経験を棚卸しする

すべてを完璧にまとめる必要はありません。
紙やスマートフォンのメモに、
を書き出すところからで十分です。
特に機械設計者の場合は、「機械設計を○年経験」という年数だけで終わらせず、何を設計し、どの工程を担当し、周囲とどう仕事を進めてきたかまで振り返ってみてください。
自分では当たり前だと思っていた仕事が、次の転職先を考えるうえで大切な経験だったと気づくこともあります。
私自身、20代・30代・40代で3回転職する中で、転職前に考えることは少しずつ変わってきました。
20代では「これから何を経験したいか」。
30代では「これまでの強みをどう伸ばすか」。
40代では「これまでの経験で何を任せてもらえるか」。
年齢だけで転職の考え方を決める必要はありません。
ただ、経験が増えるほど、一度立ち止まって自分の仕事を棚卸しする意味は大きくなったと感じています。
メーカーズジョブそのものが自分に合うか判断したい方は、メーカーズジョブの口コミ・評判の記事へ。
ほかのサービスも含めて相談先を探したい方は、機械設計者向け転職エージェント比較の記事へ。
担当製品や設計工程などをさらに細かく整理したい方は、機械設計者向けの職務経歴書・面接対策の記事へ進んでみてください。
今すぐ全部を決める必要はありません。
まずは「自分は次の転職で何を変えたいのか」と「これまでどんな仕事をしてきたのか」。
この2つを整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。
メーカーズジョブへの相談を検討している方は、公式サイトで最新のサービス内容や相談方法を確認してみてください。

