メーカー・製造業で転職エージェントを探していると、メーカーズジョブとメイテックネクストの両方が候補に入ることがあります。
どちらも製造業やメーカー技術職との接点があるため、
「機械設計ならどっち?」
「30代・40代ならどちらが使いやすい?」
「求人が多い方を選べばいい?」
「技術の話が通じやすいのは?」
と迷いやすいですよね。
私自身、20代・30代・40代と3回転職してきました。
振り返ると、年代によって転職エージェントに求めるものは少しずつ変わっています。
20代では、まず求人の選択肢を知ること。
30代になると、これまでの経験をどう伸ばすか。
40代では、技術だけでなく役割や今後のキャリアまで含めて考えること。
経験が増えるほど、
「求人があるか」だけでは決めにくくなる
というのが実感です。
メーカーズジョブとメイテックネクストの比較でも同じ。
単純に「どちらが上か」を決めるより、
これまでの製造業経験を別の可能性へ広げたいのか。
それとも、
機械設計など現在の技術職を軸に、次の求人を具体的に探したいのか。
ここから考えると分かりやすくなります。
先に大まかな方向を言うと、
製造業経験を起点に、これまで考えていなかったキャリアも含めて可能性を広げたい人はメーカーズジョブ。
機械設計などエンジニア職を軸に、技術や担当工程に合う求人を具体的に探したい人はメイテックネクスト。
という使い分けが考えられます。
ただし、これは絶対的な線引きではありません。
両サービスとも求人紹介や転職支援を行っています。
この記事では、求人数や知名度だけではなく、現役機械設計者として「どちらを先に利用すると、自分の転職目的に合いやすいか」という視点から比較していきます。

この記事を読んで、ほかの転職サービスとも比較してから決めたい方は、こちらの記事で機械設計者向けの転職エージェントをまとめています。
まだ転職活動全体の流れを整理できていない方は、まずこちらの完全ガイドも参考にしてください。
メーカーズジョブとメイテックネクストはどっち?まず結論
最初に、今回の結論を整理します。
メーカーズジョブを先に検討しやすい人
メーカーズジョブは、製造業で培ってきた経験を活かしながら、今まで考えていなかった業界・職種も含めてキャリアの可能性を広げたい人が候補にしやすいサービスです。
公式でも「製造業の専門性を活かし、新たなキャリアへ踏み出す」と掲げ、製造業経験者に対して本人がまだ気づいていないキャリアの可能性を提案することを特徴としています。
たとえば、
「機械設計をしてきたけれど、次も同じ製品の設計に限定したくない」
「メーカーで身につけた経験を、別業界でも活かせないか知りたい」
という場合。
こうした相談から始めたい人には、メーカーズジョブという選択肢が見えてきます。
メイテックネクストを先に検討しやすい人
メイテックネクストは、機械設計などエンジニア職を軸に、自分の技術・製品・担当工程に合う求人を具体的に探したい人が比較しやすいサービスです。
公式ではエンジニア特化型の転職支援サービスと明記し、機械・メカトロを含む技術分野別のコンサルタントを配置。
転職支援コンサルタントの半数以上がメーカー技術系分野出身とも説明しています。
たとえば、
「次も機械設計を続けたい」
「詳細設計から、もう少し構想寄りの仕事へ進みたい」
「CAEや解析経験を増やしたい」
など、次に進みたい技術領域がある程度見えている場合。
エンジニアという軸から求人を比較しやすいでしょう。
どちらか決めきれない人
どちらか一方を、公式サイトだけを見て無理に決める必要もありません。
迷うなら、
実際にどんな求人を提案されるのか。
自分の経験をどう評価されるのか。
どんなキャリアを提案されるのか。
を比較する方法もあります。
転職エージェントは、サービス全体の特徴だけでなく、「自分に対して何を提案してくるか」で印象が変わるからです。
メーカーズジョブとメイテックネクストの違いを比較
まずは2つのサービスの違いを大きく整理します。
| 比較項目 | メーカーズジョブ | メイテックネクスト |
|---|---|---|
| 特化領域 | 製造業 | エンジニア |
| 比較の起点 | 製造業経験をどう活かすか | 技術・職種・スキル |
| 機械設計 | 製造業求人の中で比較 | 機械メカトロ専門体制あり |
| キャリア提案 | 経験の横展開も含めて考えやすい | 技術軸を深掘りしやすい |
| 求人の特徴 | 製造業領域を広く見る | エンジニア求人を専門的に扱う |
| コンサルタント | 製造業×転職の知見を訴求 | 半数以上がメーカー技術系分野出身 |
| 先に検討しやすい人 | 可能性を広げたい人 | 技術職を軸に探したい人 |

この表だけを見ると、
メーカーズジョブ=広げる
メイテックネクスト=深める
という違いに見えるかもしれません。
ただ、そこまで単純に分けるつもりはありません。
メーカーズジョブでも機械設計求人を探せますし、メイテックネクストでも本人が気づいていない適職を提案することを公式に掲げています。
あくまで、
サービスが何を強く打ち出しているか
から見た使い分けの目安です。
特化領域の違い|製造業特化とエンジニア特化
最も分かりやすい違いが、特化領域です。
メーカーズジョブは製造業特化。
公式では、製造業の各業界への知見や製造現場への理解を強みとして掲げています。
さらに、これまで培ったスキル・経験を活用できる新しいキャリアを提案するという方向性です。
一方、メイテックネクストはエンジニア特化。
機械・メカトロ。
電気・電子・半導体。
化学・素材。
組み込み・IT。
といった技術分野を軸に、専門的な転職支援を行っています。
機械設計者から見ると、どちらもメーカー転職の候補になり得ます。
ただし、スタート地点が少し違う感じですかね。
メーカーズジョブなら、
「製造業で何をしてきたか」
から考える。
メイテックネクストなら、
「エンジニアとして何ができるか」
から考える。
この違いを最初に理解しておくと比較しやすくなります。
キャリア提案の違い|横に広げるか、技術軸で深掘りするか
メーカーズジョブが公式で強く打ち出しているのは、これまでの経験を別の可能性へつなげる提案です。
公式の転職成功事例でも、電力機器メーカーから家電メーカー、電子機器メーカーからEV領域、精密機器メーカーからコンサルティング業界へ移った事例などが掲載されています。
もちろん、同じ転職が誰にでもできるという意味ではありません。
ここから見えてくるのは、
という方向性です。
一方、メイテックネクストは、深い技術知識に基づいて本人のキャリアを分析し、適職を提案することを強みとして掲げています。
そのため、
メーカーズジョブは、製造業経験の横展開も含めて相談しやすい。
メイテックネクストは、技術・職種を起点に深掘りしやすい。
という整理ができます。
個人的には、この違いは「どちらが優秀か」よりも重要です。
転職で考えたい方向が違えば、相性のよい相談相手も変わるからです。
コンサルタントの専門性を比較
機械設計者の場合、
「技術の話がどこまで通じるのか」
は気になるところではないでしょうか。
メイテックネクストでは、転職支援コンサルタントの半数以上がメーカー技術系分野出身と公式に説明されています。
さらに公式サイトでは、機械・メカトロ専門コンサルタントも複数掲載され、元エンジニアなど技術バックグラウンドを持つ担当者も確認できます。
機械設計者なら、
「CADは何を使えますか?」
だけではなく、
「どんな製品を担当した?」
「どの工程まで自分で判断した?」
「CAEや評価結果を設計へどう反映した?」
といった話までできる方が相談しやすいですよね。
一方、メーカーズジョブは製造業の現場理解や製造業×転職の知見を強みとして掲げています。
現在のキャリアアドバイザーにはメーカー・製造業に関わる経歴を持つ人もおり、事業責任者の井上了氏もメイテックネクストで長く人材紹介に携わってきた経歴があります。
ただし、
「技術系出身者が多いから絶対こちら」
とも、
「元メイテックネクスト社長がいるからこちらが上」
とも言えません。
最終的には、
ここを見たいところです。
機械設計者ならメーカーズジョブとメイテックネクストのどっち?
ここからは、現役機械設計者としてもう少し具体的に考えてみます。
今回の記事で一番お伝えしたい部分です。
大まかにいえば、
一方、
という見方ができます。

機械設計など技術職を軸に探すならメイテックネクストは比較しやすい
メイテックネクストは、機械・メカトロ分野を明確に分けて転職支援しています。
公式ページでも、機械・メカトロ分野の対象職種として製品開発・研究開発、機械設計、実験・評価・解析、生産管理、生産技術、品質管理・品質保証などが案内されています。
機械設計者からすると、この分類はイメージしやすいです。
たとえば、
「今まで詳細設計が中心だったので、次は製品開発寄りへ進みたい」
「設計経験を活かしてCAEまで広げたい」
「設計だけでなく、生産技術との接点がある仕事も比較したい」
といった相談。
これはエンジニア職の中で、次にどこへ進むかという話です。
次の職種や技術領域がある程度見えているほど、メイテックネクストの専門性は確認しやすくなるでしょう。
製造業経験の可能性を広げたいならメーカーズジョブも候補
では、メーカーズジョブは機械設計者には向かないのでしょうか。
→そんなことはありません。
むしろ、
というときに面白い候補です。
機械設計の経験から得られるのは、CAD操作だけではありません。
- 製品知識
- 仕様調整
- コスト感覚
- 不具合対応
- 部門間調整
- サプライヤーとの折衝
- 量産を見据えた設計
こうした経験は、仕事によっては別の形で評価されることがあります。
メーカーズジョブは、公式でも製造業経験者に対して本人がまだ知らないキャリアの可能性を提案することを特徴としています。
そのため、
「自分の経験が機械設計以外でどう評価されるか、一度聞いてみたい」
という使い方も考えられます。
もちろん、
メーカーズジョブへ相談すれば必ず異業界へ行ける
という意味ではありません。
あくまで、キャリアの選択肢を広げる相談先として見るということです。
「機械設計求人」という職種名だけで比較しない
私自身、転職を重ねる中で強く感じるようになったのが、
ということです。
求人票に「機械設計」と書いてあっても、中身はかなり違います。
たとえば一つの求人は、
- 詳細設計
- CAD
- 図面作成
が中心。
別の求人は、
- 仕様検討
- 構想設計
- CAE
- 試作評価
- サプライヤーとの調整
まで担当する。
どちらも求人名は「機械設計」かもしれません。
でも、数年後に説明できる経験は違います。
そこで私なら、求人を大きく4つに分けて見ます。
製品
何を設計するのか。
担当工程
構想・基本・詳細・解析・評価・量産のどこまで関わるのか。
技術
CAD、CAE、材料、機構、熱、振動など、何を使うのか。
役割。
担当者なのか、仕様調整まで行うのか、リーダーなのか。

この4つを見ると、
「機械設計求人だから良さそう」
という曖昧な判断から一歩進めます。
2社を比較するときも、ここは外したくありません。
求人紹介を受けたら「製品×工程×役割」で比較する
たとえば、2社から次のような求人を紹介されたとします。
メーカーズジョブからは、産業機械の詳細設計と評価を担当する求人。
メイテックネクストからは、自動車部品の構想・詳細設計に関わる求人。
このとき、
「どちらの転職エージェントが上?」
と考えるより、
「自分は次に何を経験したい?」
と考える方が具体的です。
今の製品分野から離れて経験を広げたいなら、産業機械が気になるかもしれません。
一方、
「詳細設計から構想寄りへ担当工程を広げたい」
なら、もう一方が魅力的に見えるでしょう。
給与条件が違えば、そこも加わります。
- 勤務地
- 会社規模
- 働き方
- 今後の役割
そうやって求人単位で比較すると、エージェントの違いも見えやすくなります。
転職エージェントは、あくまで自分に合う求人へたどり着くための入口。
サービス名を選ぶこと自体がゴールではありません。
30代・40代ならメーカーズジョブとメイテックネクストのどっち?
「30代ならどちら?」
「40代でもメーカーズジョブやメイテックネクストを使える?」
という疑問もあるでしょう。
ただ、今回の比較では年齢だけで2社を分けません。
メーカーズジョブ公式にも、20代後半・30代・40代の転職成功事例が掲載されています。
大切なのは、年齢そのものより、
その年代までに何を経験し、次に何を求めているか。
です。

30代は「今の専門性をどう伸ばすか」で比較
30代は、ある程度仕事の得意・不得意が見えてくる時期です。
機械設計なら、
「自分は詳細設計が得意」
「機構設計をもっと深めたい」
「解析もできる設計者になりたい」
といった方向性が出てきます。
このように、
という人なら、メイテックネクストは比較しやすいでしょう。
一方、
「今の会社では自動車部品しか経験していないけれど、別業界も見たい」
「設計経験を活かしつつ、違う職種も含めてキャリアを考え直したい」
という場合。
メーカーズジョブのように、製造業経験の活かし方から相談する選択肢もあります。
30代では、
- 年収を上げるか。
- 専門性を深めるか。
- 製品分野を変えるか。
- 役割を増やすか。
このあたりを一度整理しておくと、2社の違いも見えやすくなります。
40代は「技術+役割」まで見て比較
40代になると、個人的には技術だけで求人を見ない方がよいと感じます。
たとえば、
「機械設計経験15年」
だけではなく、
- どんな製品を担当したのか
- どの工程まで任されたのか
- 若手を育成したのか
- 顧客と仕様調整したのか
- プロジェクトをまとめたのか
- 不具合対応を主導したのか
こうした役割まで含めて経験を整理したいところです。
技術専門職としてさらに深めるなら、メイテックネクストで自分の経験がどう評価されるか確認する。
一方、
まで考えるなら、メーカーズジョブも比較する。
そんな使い分けが考えられます。
40代だからどちら、ではありません。
こちらが判断軸です。
メーカーズジョブを30代・40代で使う場合の詳しい見方はこちら
求人はどっちが多い?求人数だけでは比較しにくい
転職エージェント比較で気になるのが求人数です。
数字だけを見ると、
「多い方が有利なのでは?」
と思いますよね。
ただ、メーカーズジョブとメイテックネクストについては、表示されている数字をそのまま横並びにはしない方がよいです。
メーカーズジョブ公式には現在「取扱求人数30,620件」と表示されています。
しかし、その注記は2026年4月1日時点、株式会社MyVisionとしてとなっています。
つまり、メーカーズジョブ単体で30,620件を扱っていると読み替えるのは適切ではありません。
一方、メイテックネクストでは、エンジニア求人常時10,000件以上と案内されています。
この2つは、「取扱求人数」と「常時求人」です。
- 対象範囲
- 集計方法
- 集計時点
などがそろっているわけではありません。
したがって、
30,620件だからメーカーズジョブの方が求人が多い
という結論にはしません。
機械設計者が本当に確認したいのは、自分の経験で応募できる求人が何件あるかです。
たとえば総求人数が多くても、
- 希望勤務地に機械設計求人がない
- 希望年収に届かない
- 担当したい工程がない
となれば、自分にとっての選択肢は多くありません。
逆に総数が少なく見えても、
「この求人はやってみたい」
と思える案件が複数出てくるなら十分です。
機械設計者の転職では、この見方の方が実用的だと感じます。
サポート・面接対策はどちらがいい?
転職エージェントを比較すると、
「サポートが手厚いのはどちら?」
も気になります。
ただ、ここも単純に勝敗は付けません。
メーカーズジョブでは、初回面談から求人紹介、求人選定、応募・選考、内定後までの流れを案内し、面接対策や入社までの支援も行っています。
メイテックネクストも、企業側の情報を踏まえた選考アドバイスなどをサービスの特徴として掲げています。
つまり、どちらにも転職支援があります。
機械設計者として確認したいのは、
サポートがあるか
より、
そのサポートが自分にとって具体的か
です。
たとえば職務経歴書について、
「機械設計経験をもっと詳しく書きましょう」
だけなのか。
それとも、
「製品名だけでなく、担当工程・設計範囲・不具合対応・顧客調整まで整理しましょう」
と言ってくれるのか。
面接対策でも、一般的な志望動機だけなのか。
それとも、
「この求人は設計判断の経験を見られそうなので、このプロジェクト経験を説明しましょう」
まで踏み込んでくれるのか。
こうした具体性の方が、機械設計者には大切です。
担当者との相性もありますから、公式スペックだけで勝敗をつけない方がよいでしょう。
元メイテックネクスト社長がメーカーズジョブ事業責任者なのは比較に影響する?
2社を調べていると、この点が気になる方もいるかもしれません。
メーカーズジョブ事業責任者の井上了氏は、公式プロフィールによると、住友電工での生産管理を経て2008年にメイテックネクストへ入社。
キャリアアドバイザーや大手メーカー向け営業、支社長・本部長などを経験し、2023年に代表取締役社長へ就任。
その後、2025年3月からMyVisionへ参画し、メーカーズジョブ事業部の責任者を務めています。
メーカーズジョブとメイテックネクストの双方を調べている人にとっては、興味深い経歴ですよね。
ただし、
「元メイテックネクスト社長が責任者だからメーカーズジョブの方が優れている」
とは考えません。
現在は別サービスであり、求人やコンサルタント体制も別だからです。
この経歴は、
メーカーズジョブが製造業・エンジニア領域の人材紹介に取り組む背景を知る材料
くらいに見るのが自然でしょう。
メーカーズジョブが向いている人
ここまで比較すると、メーカーズジョブを先に検討しやすい人が見えてきます。
中心になるのは、
という人です。
たとえば、
- 今とは違う製品分野へ行きたい
- 別業界でも経験が通用するか知りたい
- 設計だけでなく改善や企画寄りの可能性も考えたい
- 30代・40代になり、これまでの経験を一度棚卸ししたい
こうした目的なら、メーカーズジョブの方向性と合いやすいでしょう。
メーカーズジョブ自体の口コミ・メリット・デメリットまで確認したい場合は、以下の記事を参考にしてください。
そのうえで、
「製造業経験を今とは違う形で活かせるか、一度相談してみたい」
と感じた場合は、実際の求人や提案内容を公式サイトで確認してみましょう。
メイテックネクストが向いている人
メイテックネクストを先に検討しやすいのは、
「次もエンジニア職を軸にしたい」
という人です。
特に、
- 機械設計を続けたい
- 機構設計へ進みたい
- CAEを増やしたい
- 製品開発へ近づきたい
- 生産技術も比較したい
- 自分の技術経験を理解できる人へ相談したい
といったように、技術職として次に進みたい方向がある人。
メイテックネクストはエンジニア特化を明確にし、機械・メカトロを含む専門コンサルタントを配置しています。
そのため、
「自分のこの経験なら、次はどんな技術求人につながる?」
という相談とは相性を考えやすいでしょう。
メイテックネクストそのものの評判まで確認したい方はこちら。
また、機械設計・機構設計・解析など、今の技術経験を軸に求人を探したい方は、メイテックネクストで自分の経験に合う求人があるか確認してみると比較しやすくなります。
迷ったらメーカーズジョブとメイテックネクストを併用して比較する方法もある
ここまで読んでも、
「どっちも少し当てはまる」
という人もいると思います。
それは珍しいことではありません。
機械設計者でも、
「技術を深めたい」
と同時に、
「違う業界の可能性も見たい」
と考えることは普通にあります。
その場合は、実際に両社から提案を受けて比較する方法を検討してみましょう。
ただし、
必ず2社へ登録した方がいい
とは考えません。
比較するなら、登録数を増やすこと自体を目的にせず、違いを見るために使うことが大切です。
私自身、20代・30代・40代で3回転職して感じたのは、転職エージェントの知名度や公式サイトだけでは、自分との相性はなかなか分からないということでした。
転職エージェントと実際に話してみると、
- 自分が想像していなかった求人を提案される。
- 逆に、期待していたほど希望求人が出てこない。
- 技術経験をかなり細かく理解してくれる。
- 違うキャリアを提案されて考え方が変わる。
といったことがあります。
だから、2社を比較するなら、
サービス説明より、実際の提案内容を見る。
ここを重視します。
2社を比べるなら「求人」と「提案」を並べる
たとえば面談後に、メーカーズジョブとメイテックネクストからそれぞれ求人を紹介されたとします。
そのときは、頭の中だけで比較するより、同じ基準で並べた方が分かりやすいです。
見るのは下記の8項目での比較を推奨します。
企業
興味を持てるか。
製品
何を扱うのか。
担当工程
構想・詳細・解析・評価など、どこを担当するのか。
役割
設計担当か、リーダーか、顧客調整まであるのか。
年収
仕事内容に対して納得できる条件か。
勤務地
長く働ける条件か。
キャリア提案
なぜその求人を自分に勧めたのか。
技術への理解
これまでの経験を具体的に理解してくれているか。

こうして並べてみると、
「メーカーズジョブだから」
「メイテックネクストだから」
ではなく、
が見えやすくなります。
メーカーズジョブとメイテックネクストを選ぶ前に確認したい5項目
最後に、どちらを先に検討するか迷ったときの判断軸を整理します。

1.製造業経験を広げたい?技術職を深めたい?
まず、一番大きな分岐です。
「今までの製造業経験を別の形でも活かせないか知りたい」
ならメーカーズジョブを候補に。
「次も機械設計など技術職を軸にしたい」
ならメイテックネクストを候補に。
どちらも当てはまるなら、実際の提案を比べてもよいでしょう。
2.次に扱いたい製品は何?
機械設計では、製品分野も重要です。
- 自動車
- 産業機械
- 半導体装置
- 医療機器
- 家電
今の製品をさらに深めるのか。
別製品へ変えるのか。
ここを考えておくと、紹介求人を見たときに判断しやすくなります。
3.次にどの工程を経験したい?
会社を変えるだけが転職ではありません。
担当工程を変えるのも、立派なキャリアチェンジです。
- 今まで詳細設計が中心だった。
- 次は構想・仕様検討へ近づきたい。
- CADだけでなくCAEも経験したい。
- 設計だけでなく試作・評価まで知りたい。
こうした希望を整理しておくと、転職エージェントとの面談も具体的になります。
4.年収と役割の何を変えたい?
年収はもちろん重要です。
ただ、30代・40代では、
何を任されるか
も同じくらい確認したいところ。
給与が上がっても、仕事内容が今とほぼ同じなのか。
年収差は小さいものの、リーダーや構想設計を経験できるのか。
どちらがよいかは本人の優先順位によります。
だから、
をセットで見ます。
5.実際にどんな求人を提案された?
そして最後は、実際の提案です。
この比較記事を読んで、
「私はメーカーズジョブかな」
「メイテックネクストの方が合いそう」
と思っても、それだけで決め切る必要はありません。
本当に重要なのは、
自分の経験でどんな企業が候補になるのか。
どんな仕事を任される求人なのか。
なぜその求人を勧められたのか。
ここです。
その説明に納得できるかまで見れば、自分に合うサービスを判断しやすくなります。
まとめ|製造業経験を広げるか、技術職を軸に探すかで比較しよう
メーカーズジョブとメイテックネクストは、どちらもメーカー・製造業で転職を考える人にとって候補になるサービスです。
ただ、今回の比較では出発点に少し違いがあります。
メーカーズジョブは、製造業経験を起点に、これまで考えていなかった業界・職種まで含めてキャリアの可能性を広げたい人が候補にしやすいサービス。
一方のメイテックネクストは、機械設計など現在の技術職を軸に、自分の技術・製品・担当工程に合う求人を具体的に探したい人が比較しやすいサービスです。
機械設計者として比較するときは、
「どちらに機械設計求人があるか」
だけで決めない方がよいでしょう。
見るのは、
- 製品。
- 担当工程。
- 技術。
- 役割。
の4項目と、年収・勤務地などの条件です。
同じ「機械設計」という求人でも、詳細設計中心なのか、構想・解析・評価まで担当するのかで、その後に積める経験は変わります。
まず、
製造業経験を横に広げたいのか。
それとも、
今の技術職を軸に深掘りしたいのか。
ここを考える。
メーカーズジョブが近いと思えば、メーカーズジョブを詳しく確認する。
メイテックネクストが近いなら、エンジニア求人や機械設計との相性を詳しく見る。
それでも決めきれなければ、実際に紹介される求人と担当者の提案を比較する。
この順番で十分です。
転職エージェント選びそのものが目的ではありません。
大切なのは、どちらを使ったとき、自分が次にやりたい仕事へ近づけるか。
20代・30代・40代と転職してきた経験からも、私はそこを基準に比較する方が、転職エージェントの名前や求人数だけで決めるより分かりやすいと感じています。
この2社以外も含めて機械設計者向けサービスを比較したい場合はこちらです。
製造業経験を活かしながら、今まで考えていなかったキャリアも含めて相談したい方は、メーカーズジョブの求人・提案内容を確認してみてください。
機械設計など技術職を軸に、自分の経験に合うエンジニア求人を探したい方は、メイテックネクストの求人・提案内容を確認してみてください。
この記事を読んで、ほかの転職サービスとも比較してから決めたい方は、こちらの記事で機械設計者向けの転職エージェントをまとめています。
まだ転職活動全体の流れを整理できていない方は、まずこちらの完全ガイドも参考にしてください。

